ランニングをしていて、膝に痛みが出ることはないでしょうか。膝の痛みの原因は複数あり、それぞれ異なる部位に炎症などが起こることで生じます。本記事では、ランニングで膝に痛みがある場合の原因や対処法を解説します。ランニングで膝に痛みがある場合に考えられる原因ランニングをしていて、膝に痛みが出る場合は、主に以下に挙げる原因が考えられます。ランナー膝ランナー膝(腸脛靭帯炎)とは、ランニングなどの屈伸動作の繰り返しにより、大腿骨の外側と腸脛靭帯が擦れ合って炎症が起こる疾患です。膝の外側の腸脛靭帯の炎症なので、膝の外側が痛むのが特徴です。膝のオーバーユースが主な原因であるため、ランニングをした場合以外にも、自転車や水泳、バスケットボールなどでも起こることがあります。ジャンパー膝ジャンパー膝とは、膝のお皿の下にある膝蓋腱に起こる炎症です。これも、膝蓋腱と大腿骨との摩擦による炎症によって起こります。その名称の通り、ジャンプを繰り返したときのほか、ダッシュやマラソンなど、頻繁に膝の屈伸運動を行うことが原因となります。半月板損傷半月板損傷とは、膝のクッションの役割を持つ軟骨組織である半月板に負荷がかかり、傷が付くことです。膝に強い負荷や衝撃があった場合などの外傷に加えて、加齢による半月板の劣化によって起こることもあります。鵞足炎太ももの内側から膝の内側にある鵞足部という部分が炎症を起こすことで、膝の内側に痛みが起こります。ランナー膝と同様にオーバーユースが原因のひとつで、ランニングのほか、頻繁に膝を曲げ伸ばししている場合に起こりやすくなります。また、筋肉が硬くなっている場合もリスクとなることから、太ももの筋肉が硬い人やストレッチを怠っている場合にも起こることがあります。ランニングで膝が痛む場合の対処法ランニングで膝が痛むのには複数の原因がありますが、痛みが出た場合は、以下の方法で対処しましょう。安静・アイシング膝に痛みが出たときは、まず不必要に動かさずに安静にし、炎症を抑えるために15~20分程度氷のうなどでアイシングをしましょう。その際、直接皮膚に氷のうを当てないように注意しましょう。ストレッチ・筋トレ痛みが落ち着いた後は、ストレッチや筋トレでセルフケアをしましょう。ストレッチでは、ふくらはぎの硬さを緩和するために、両手を壁について片足を引き、引いた足のかかとを床について膝を曲げ、ふくらはぎを伸ばして30秒キープします。これを両足で3セットずつ行いましょう。筋トレは、椅子に座った状態で両足を閉じたり広げたりを20回ほど繰り返します。いずれも、痛みがないときに無理のない範囲で行いましょう。痛みが続く場合は医療機関を受診セルフケアでも痛みが改善しない場合、放置していては悪化する恐れがあります。痛みが続くときは、医療機関で専門的な治療を受けることをおすすめします。ランニング時の膝の痛みについてよくある質問ランニングをしていて膝に痛みがある場合に、多く寄せられる質問をまとめました。ランニングで膝に痛みがある場合はどのくらい休めばいいですか?痛みの程度によって、休むべき期間は異なります。軽い痛みであれば1~2日、中程度の痛みは3~7日は安静にするのが目安です。歩行困難なほど強く痛む場合は、最低でも1週間は安静にして医療機関を受診しましょう。ランナー膝になったときに避けるべきことは?膝に痛みがある状態でランニングを再開することは、症状を悪化させる原因となるため避けましょう。軽い痛みであっても、軽視してランニングを続けていると、重症化して症状が長引く可能性も否定できません。そのため、痛みがあるうちはランニングを控えて安静にすることが重要です。同様に、ストレッチも炎症悪化の原因となるため避けましょう。また、炎症が起こっている部分への刺激は逆効果となることから、痛みがある部分をマッサージすることもNGです。ランニングで膝に痛みがある場合はラカンクリニックへお越しくださいランニングによる膝の痛みの原因はいくつかあり、それぞれ異なる痛みの特徴などがあります。痛みがあるときは、膝に炎症が起こっているということであるため、適切な対処が必要です。もしランニングによる膝の痛みが続く場合は、ラカンクリニックでの専門的な治療がおすすめです。ラカンクリニックでは、高濃度PRP治療や自己脂肪由来幹細胞治療、収束型衝撃波治療といった最先端の治療と東洋医学などを組み合わせた、オーダーメイドの治療を行っています。膝の状態に最適な治療を受けるなら、ラカンクリニックへぜひお越しください。