今回は顔面神経麻痺に対する治療例をご紹介いたします。 顔面神経麻痺とは、ウイルス感染や脳血管障害、外傷、腫瘍、先天性疾患により顔面の筋肉を動かす神経に麻痺が生じる病気です。目が閉じられなくなったり、笑顔を表現できなくなるため、社会生活に大きな影響を与えます。 顔面神経麻痺における治療例 薬の治療ステロイド剤、抗ウイルス剤、ビタミン剤、内耳の循環改善剤リハビリテーション顔面マッサージ、バイオフィードバック顔面神経減荷術特に重度の麻痺や回復が遅れているケースで検討される手術的アプローチの一つです。これは、顔面神経の圧迫を取り除き、神経の回復を促進させることを目的とした手術です。 鍼治療の有効性顔面神経麻痺の治療において、鍼治療は有効であると報告されています。ラカンクリニック東京 麻布台での鍼治療は、顔面神経減荷術でメスを入れる部分(顔面神経3枝に分分布する根幹部)に鍼をして血流促進と神経再生を図ります。麻痺している顔面部に鍼をすることによって、麻痺している筋肉の萎縮を防ぎ、神経が回復した際にスムーズに筋肉が動かせるようにサポートします。また、投薬治療と併用しながら鍼治療を受けることも可能です。 特に注目されているポイントは、副作用がないということです。顔面神経減荷術では、術後に回復までの時間がかかることや、手術によって神経を傷つけてしまい、麻痺が悪化するリスクもあります。鍼治療においては、上記のような副作用やリスクがなく、安心・安全に継続して治療を受けていただけます。顔面神経麻痺を発症し、重度な麻痺と診断を受けた場合でも鍼治療は有効です。耳性帯状疱疹が原因で発症するラムゼイハント症候群は、ウイルスが顔面神経の近くにある耳の神経に感染し、その後顔面神経に影響を与えます。この顔面神経麻痺は、特に耳の痛みや耳の中に発疹が現れることが特徴で、めまいや聴力の低下、吐き気なども伴うことがあり、完治まで時間がかかるとケースもございます。 顔面神経麻痺と診断されて悩まれている方は、当クリニックで早期改善に向けて鍼治療を選択されることをお勧めします。